Heaven's Drive ＞ 山梨高校野球データベース ＞ ’16 選手権山梨大会　【 結果 】

■　’16 選手権山梨大会 【 展望 】 ■　’16 選手権山梨大会 【 選手名鑑 】 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 菊地大輝投手 （東海大甲府）　 第98回全国高校野球選手権山梨大会 【 結果 】 2016（平成28）年7月10日〜24日：参加36校 滝沢虎太朗中堅手 （山梨学院） ◎…Ａシード　　○…Ｂシード

［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [吉]加藤大貴−渡辺賢佑 [白]木曽川昌也、龍広樹、染谷俊一、中嶋誠、内藤慶也、伊東康太−小笠原聖矢 ▽本塁打＝渡辺賢佑（吉） ▽三塁打＝坂本剛、渡辺翔生（吉） ▽二塁打＝渡辺貴弘（吉） 吉田 ０ ２ ８ １ ０ 　 　 　 　 ＝ 11 11 ０ 白根 ０ ０ ０ ０ １ 　 　 　 　 ＝ １ ２ ０   吉田は２点リードの３回に打者12人を送る猛攻で８得点し試合を決定づけた。４回には７番・渡辺賢佑の大会１号本塁打で加点。エース左腕・加藤大貴は無四球で投げ切った 　 Ｒ Ｈ Ｅ [駿]雨宮久也−五味拓海 [塩]楠正也−久保田統也 ▽三塁打＝中嶋兼進（駿） ▽二塁打＝村井友哉、雨宮久也（駿） 駿台甲府 ２ ０ １ ２ １ ０ ０ ４ 　 ＝ 10 15 １ 塩山 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ 　 ＝ １ ５ ３ 駿台甲府の２年生エース・雨宮久也が好投。130キロ台半ばの直球主体にカーブ、チェンジアップを配して塩山打線を翻弄した。打線も15安打10得点と昨秋４強の実力を発揮 　 Ｒ Ｈ Ｅ [峡]西田研斗、外野祐雅、西田研斗−外野祐雅、西田研斗、外野祐雅 [上]長田和也−飯田大貴 ▽三塁打＝長田和也、長田竣輔（上） ▽二塁打＝上條陸、高橋優樹、飯田大貴（上） 峡南 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ ２ ３ 上野原 ０ ３ １ 10 × 　 　 　 　 ＝ 14 ８ １ 上野原が８安打ながら相手の与四球や失策なども効率よく利用して10得点、５回コールドで圧勝した。峡南は初回、２死満塁の好機を逸したあとはチャンスを作れず圧倒された 　 Ｒ Ｈ Ｅ [市]大嶋直樹、内藤秀太−清田竜聖 [巨]松田大誠−中島諒 ▽三塁打＝松田大誠（巨） ▽二塁打＝小林大起（巨）三枝昌矢（市） 市川 ０ ０ ０ １ ０ ０ １ ０ 　 ＝ ２ ７ １ 巨摩 ２ ０ ２ ０ ０ ０ １ 4x 　 ＝ ９ 16 ２ 巨摩が序盤に幸先よく４点を先制した後は市川がじわじわ追い上げる展開。しかし巨摩打線が終盤に再度爆発。相手へ傾きかけたペースを引き戻して名門相手にコールド勝ち 　　［　２回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [農]小松柊介、渡辺優月−深沢太河 [東]菊地大輝、渡部雄大、小野寺瑞生−亀田啓太、新納明憲 ▽二塁打＝小松柊介、向山賢（農）福武修、萩原杏磨、松岡隼祐（東） 農林 ０ ０ ０ ０ １ ０ 　 　 　 ＝ １ ５ ４ ◎東海大甲府 ３ ３ ０ ２ ０ 3x 　 　 　 ＝ 11 13 ０ Ｖ候補筆頭の東海大甲府が４番・松岡隼祐の４安打５打点の活躍などで順当にコールド発進。期待の１年生、渡部雄大、小野寺瑞生を登板させて経験を積ませる余裕を見せた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [河]天野舜介、堀田紘希−小俣岬 [北]須山祐次郎−岡田和将 ▽本塁打＝菅谷健太（河） ▽三塁打＝三浦慶斗、後藤拓也、斎藤京介（河） ▽二塁打＝小林啓吾（北）堀田紘希（河） 富士河口湖 ０ ０ ０ ２ ３ １ ０ ０ ４ ＝ 10 12 １ 富士北稜 １ ０ ０ １ １ １ ０ ０ ０ ＝ ４ 11 ３   富士河口湖は鍛えてきた長打力強化の成果を公式戦で見事に披露、５本の長打攻勢で打ち勝った。富士北稜も中盤までよく粘ったが、終盤に地力の違いを見せつけらた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [吉]加藤大貴−渡辺賢佑 [甲]清水幹太、五味攻矢、小沢京介−高橋廉 ▽二塁打＝渡辺将也、羽田傑、渡辺貴弘、坂本剛（吉）上田日和（甲） 吉田 ５ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ６ 13 １ 甲府城西 ０ ０ ０ ３ ０ ２ ０ ０ ０ ＝ ５ 11 ２ 甲府城西の好左腕・清水幹太の立ち上がりを吉田がうまく攻めた。渡辺将也の満塁走者一掃打などで５点を奪取、昨夏準優勝校・甲府城西の反撃をかわし切って会心の勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤圭哉、馬場大樹−野武冬馬 [日]又木鉄平−武川泰之 ▽本塁打＝武川泰之２（日） ▽三塁打＝小幡徳人（日） ▽二塁打＝内藤幹太、武川泰之、後藤元太（日）平井智也（都） 都留興譲館 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ １ ５ ０ ○日川 ０ ２ ２ １ ０ ０ ０ １ × ＝ ６ 12 １   都留興譲館はリズム良く投げ込む投手陣、無失策の守備陣が健闘してシード校相手に善戦。その中でも日川は武川泰之の２本の本塁打など強豪らしい戦いぶりで危なげなく勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤佑成、今井大地−東山峻 [笛]鈴木遼河、大木優生、天野貴月−堀内光 ▽本塁打＝堀内光（笛） ▽三塁打＝桑原永佳（都） ▽二塁打＝佐藤佑成（都） ◎都留 ２ ０ ４ １ ０ １ ０ 　 　 ＝ ８ 10 １ 笛吹 ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ 　 　 ＝ １ ６ ４   Aシード校・都留が初回から積極的な走塁で昨秋８強の笛吹をかき回す。盗塁数は合計５。ナーバスになった相手守備陣から４つの失策も引き出し、予想外の大差勝利を呼び込んだ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [北]満留宗昇、清水啓多−赤沼明広 [甲]小林泰成−小島光平 ▽三塁打＝名取大地（甲） ▽二塁打＝安達勇亮２（北）木下諒（甲） 北杜 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ＝ ２ ７ ２ 甲府一 ０ ０ ０ ０ ０ ３ ０ ０ × ＝ ３ ７ ０ 甲府一は６回に小島光平の適時打で均衡を破ると、さらに名取大地の２点三塁打も飛び出し主導権を握った。エース・小林泰成は最速135キロの直球に制球も冴え、北杜打線を黙らせた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [駿]雨宮久也−五味拓海 [甲]阿達大輔、辻広貴−一瀬充弘 ▽本塁打＝阿達大輔（甲） ▽二塁打＝重田倖士朗、五味拓海（駿）長沼拓斗（甲） 駿台甲府 ０ ２ ０ １ ０ ０ １ ０ ０ ＝ ４ ６ １ 甲府西 ５ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ × ＝ ５ ５ ０ 甲府西は初回、２死満塁から小川雄気の適時打と阿達大輔の３ランで一挙５得点。長田成記監督がポイントと見ていた立ち上がりの攻防を見事に制した会心の逃げ切り勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ [明]武田航太−下田昌利 [帝]水上由伸−鶴岡塁 ▽本塁打＝水上由伸２（帝） ▽三塁打＝菅沼宰（帝）小磯渚（日） ▽二塁打＝寺山大貴（日）牧夏輝、細田智也（帝） ○日大明誠 ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ 　 　 ＝ ２ ３ １ 帝京三 ０ ０ ０ ５ ２ ０ 2x 　 　 ＝ ９ 12 １   帝京三は初安打が出た４回裏、すかさずヒットエンドランを敢行。更に畳みかけて５点を先制し大きく優位に立った。水上由伸が強力日大明誠打線を封じ、２本塁打を放つ活躍 　 Ｒ Ｈ Ｅ [山]佐藤栄希、深沢拓海−橋爪幸 [日]片野優大−片野大樹 ▽本塁打＝馬場翼、小郷晃詞（日） ▽二塁打＝長沼勇気２、豊田理樹（日） 山梨 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ３ １ ◎日本航空 ０ ０ １ ２ ０ ２ 2x 　 　 ＝ ７ 12 ０ 日本航空・片野優大の素晴らしい完封劇。最速140キロの直球とキレの良い変化球に山梨の各打者のバットはことごとく空を切り12奪三振。２塁を踏まさずに圧倒した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [南]玉川朋大−佐藤大和 [陵]山下徹、岩崎陸隼、西山佳典、山下徹−岩崎陸隼、西山佳典、岩崎陸隼 ▽三塁打＝志村大成、井口理翔２（南）岩崎陸隼（陵） ▽二塁打＝井口理翔、渡辺悠介、佐藤大和、樋口諒（南）高橋宇宙（陵） 甲府南 １ ３ ２ １ １ ０ １ １ ７ ＝ 17 13 ４ 甲陵 ０ １ ０ ０ ２ ０ ０ ２ ３ ＝ ８ 12 ２ 甲府南は甲陵投手陣の制球難にも乗じて13安打で17点を奪取。終始主導権を握って打ち勝った。最終回に集中力が欠けたか、３つの連鎖失策が出たのは次戦への反省点 　 Ｒ Ｈ Ｅ [増]中込幸汰、秋山歩夢−白坂龍之介 [上]長田和也、加藤航太−飯田大貴 ▽二塁打＝上條陸、長田和也（上） 増穂商 ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ 　 　 ＝ ２ ３ ２ 上野原 １ ４ ０ ４ ０ ０ × 　 　 ＝ ９ ８ １ 上野原打線は初戦に引き続き好調。２回には５連打で４得点。９与四死球と不安定な投球だったエース・長田和也にとっても十分な援護で２戦連続のコールドゲームに持ち込んだ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [工]清水寛太、三浦武冴士、伊藤大河−清水徳明、塚越朝也 [商]山田翔大、輿石樹利−金井大樹 ▽三塁打＝三井健輔、村松和哉（商） ▽二塁打＝坂本司、早川智哉、清水寛太（工）小池塁、三井健輔（商） ○甲府工 ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ １ ２ ＝ ４ 10 ２ 甲府商 １ １ ０ ０ ０ ０ ３ ３ × ＝ ８ 13 １ 県内屈指の伝統校が激突した２回戦屈指の好カード。12残塁に牽制死など拙攻が目立った甲府工に対して甲府商は三井健輔主将の４打点など上位打線が好機を逃さなかった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [韮]石川巧、小林聖哉、野田航平−手塚幸也、三井雅晴 [山]吉松塁、深沢恒平−五十嵐寛人、手島涼 ▽三塁打＝滝沢虎太朗（山） ▽二塁打＝宮下塁、土田佳武、松尾孝太、上村虎太朗（山）内田航太朗（韮） 韮崎工 ０ ０ １ １ ０ 　 　 　 　 ＝ ２ ５ ０ ◎山梨学院 ４ ９ ３ ３ × 　 　 　 　 ＝ 19 16 ０ 山梨学院打線の低く強い打球が次々と韮崎工内野陣の間を突き抜け、打ちも打ったり16安打19得点。18選手を出場させる余裕も。滝沢虎太朗主将は「目指している打撃ができた」 　 Ｒ Ｈ Ｅ [昭]小沢颯太−土井大輔 [東]中沢泰斗−大村雄基 ▽三塁打＝鈴木雄祐（昭） ▽二塁打＝斎藤幸孝、和田丈司、三森優大（東）鈴木雄大（昭） 甲府昭和 １ ０ ３ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ＝ ６ 12 １ 甲府東 ０ ０ ０ ０ １ １ ０ ０ ０ ＝ ２ ４ １ 甲府昭和が投打に甲府東を一歩上回り快勝。鈴木雄祐、土井大輔、鈴木雄大の中軸３人が３本ずつの安打を放ち全打点を挙げる活躍。左腕・小沢颯太は力の投球で13奪三振完投 　 Ｒ Ｈ Ｅ [身]小林直輝−佐野貴紀 [巨]松田大誠−中島諒 ▽二塁打＝佐野貴紀（身）松田大誠、奥野瑞樹（巨） 身延 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ 巨摩 ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ １ 10 １   1x ＝ ２ ９ ０   巨摩が延長10回裏、大石陸のサヨナラ内野安打で2時間28分の激闘にケリをつけた。松田大誠投手は直球が走り170球・15奪三振の力投。身延は１年生バッテリーの奮闘も及ばず 　 Ｒ Ｈ Ｅ [韮]草間友輝、福井敢大−保坂俊希 [富]栗本優誠、太田悠弥−天野翔太 ▽本塁打＝天野翔太（富） ▽三塁打＝内藤健人（富） ▽二塁打＝栗本優誠（富） 韮崎 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ０ ３ ０ ○富士学苑 ０ ０ １ ５ ０ ０ ０ ０ × ＝ ６ ８ ０   富士学苑恐怖の８番打者・天野翔太が４回に３点本塁打を左翼席に叩き込み４回までに６得点、勝利を早々に決定づけた。２番手・太田悠弥も好継投で今後を見据えたエースの温存に成功 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 　　［　３回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]天野舜介、天野雄飛、渡辺真優−小俣岬 [東]松葉行人、菊地大輝−亀田啓太 ▽本塁打＝萩原杏磨（東） ▽三塁打＝福武修（東） ▽二塁打＝吉田竜平、松岡隼祐（東）堀田紘希、渡辺将莉、天野舜介（富）  富士河口湖 ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ １ ７ ０ ◎東海大甲府 １ ２ ０ １ ０ ３ 1x 　 　 ＝ ８ 15 ０                                     東海大甲府は萩原杏磨の先頭打者弾など15安打８得点で快勝。先発の松葉行人は２回に２本の二塁打を浴びて失点するなど５回で被安打６、配球面で課題を残した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [吉]加藤大貴−渡辺賢佑 [日]杉田健悟、秋山裕翔、又木鉄平−武川泰之 ▽二塁打＝加藤大典（日） 吉田 ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ＝ １ ４ ２ ○日川 ０ １ ０ ０ ０ １ ０ ０ × ＝ ２ ７ ０ 日川が３投手のリレーで吉田打線に的を絞らせず被安打４に抑え込む。エース・又木鉄平の投球は最後の２回で、次戦の東海大甲府戦に向け休養十分で臨むことに成功 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤佑成、内藤丈−東山峻 [甲]小林泰成−小島光平 ▽本塁打＝田中創（甲） ▽二塁打＝桑原永佳、梶原瑠星、可知祐希（都）植田優作（甲） ◎都留 ０ ０ ０ ０ １ ３ ０ ０ ０ ＝ ４ 14 １ 甲府一 ０ ０ ０ １ ０ ０ １ ０ ０ ＝ ２ ６ ０ 都留は同点で迎えた６回に下位打線を起点に満塁の好機を作り、３番可知祐希の適時二塁打で勝ち越した。序盤に拙攻が目立ち、流れは良くなかったが地力の差で逆転勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ [帝]水上由伸、北村優祐、加山和輝−鶴岡塁 [甲]阿達大輔、辻広貴−一瀬充弘 ▽三塁打＝足立拓麻（甲） ▽二塁打＝西沢太朗（帝）小松琢朗、中村歩嵩（甲） 帝京三 ０ ２ ２ ２ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ６ 11 ２ 甲府西 ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ＝ １ ４ ２ 帝京三が４回までに６点をリードする理想的な展開。先発の水上由伸は５回を２安打無失点でお役御免。難敵の甲府西相手に１年生投手を登板させる余裕も見せて快勝 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]玉川朋大−佐藤大和 [日]西角優杏、万谷魁、川上蓮−片野大樹 ▽本塁打＝藤沢広大（日） ▽二塁打＝野上翔、栗栖良太（日） 甲府南 ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ １ ５ １ ◎日本航空 ５ ０ ０ ０ １ １ 1x 　 　 ＝ ８ 14 １ 日本航空は初回に主砲・藤沢広大の特大３ランで豪快に先制すると、その後も攻撃の手を緩めず先発全員の14安打で甲府南を圧倒。エースの温存にも成功し順当に８強進出 　 Ｒ Ｈ Ｅ [上]長田和也、加藤航太、長田竣輔−飯田大貴 [甲]山田翔大−金井大樹 ▽二塁打＝長田竣輔２、長田和也（上） 上野原 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ３ ０ ＝ ４ ７ ０ 甲府商 ０ ０ ０ １ １ ０ ５ ０ × ＝ ７ 13 １ 甲府商が13本の単打をつないで快勝。徹底的に逆方向を狙った打撃が上野原投手陣を苦しめた。対する上野原は３本の長打を放ったが甲府商・山田翔大に要所を締められた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [山]宮内大河、栗尾勇摩−五十嵐寛人、手島涼 [甲]小沢颯太、鈴木雄大−土井大輔 ▽本塁打＝五十嵐寛人２、小林侃太（山） ▽三塁打＝小林勇望（山） ▽二塁打＝五十嵐寛人２、宮下塁２、青野岳史、土田佳武、知見寺代司、椙浦光（山）小沢颯太、土井大輔（甲） ◎山梨学院 14 11 ０ ２ １ 　 　 　 　 ＝ 28 21 ２ 甲府昭和 ０ １ ２ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ３ ６ ４   山梨学院の猛打が炸裂。特に５番捕手に抜擢された五十嵐寛人は４安打（12塁打）10打点という驚異的な打棒が光った。但し守備面ではピリッとせず吉田洸二監督は厳しい表情 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]太田悠哉、栗本優誠−天野翔太 [巨]松田大誠−中島諒 ▽本塁打＝大森玲緒２、渡辺健太郎（富） ▽二塁打＝高鳥五貴、大石陸、渡辺広河（巨）若菜滉介（富） ○富士学苑 ０ ０ ０ ０ １ ３ ０ ４ ０ ＝ ８ 13 １ 巨摩 １ ３ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ７ 13 １ 前半は完全な巨摩ペース。しかし諦めない富士学苑打線が連戦で疲れの見える巨摩・松田大誠を襲う。８回は連続本塁打の後、さらに満塁からの主将の逆転打で派手な逆転勝利 　　［　準々決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [日]又木鉄平、秋山裕翔、杉田健悟、保土沢稜−武川泰之 [東]菊地大輝−新納明憲 ▽三塁打＝福武修（東） ▽二塁打＝向山発輝（日）吉田竜平、萩原杏磨（東） ○日川 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ６ １ ◎東海大甲府 ０ １ ２ ２ ０ ３ × 　 　 ＝ ８ 10 １ 東海・村中秀人監督が「正念場」と踏んだ一戦でエース・菊地大輝が貫録を見せた。無四死球と制球の安定感が光り、球速も144キロを記録。全盛期の投球を彷彿とさせ、投打文句のない快勝で過去最多タイの県内公式戦33連勝を記録した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤佑成、内藤丈−東山峻 [帝]水上由伸−鶴岡塁 ▽二塁打＝梶原瑠星、可知祐希（都）吉野大地、西塚郁哉２（帝） ◎都留 ２ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ ６ ２ 帝京三 １ １ ０ １ ０ ０ ０ １ × ＝ ４ ９ ０ 県内屈指の本格派エース、帝京三・水上由伸が本領発揮。春季大会で敗れた都留相手に力の投球で立ち向かい11の三振を奪った。初回に先制を許すも慌てず反撃。７番打者の西塚郁哉が価値ある２本の適時二塁打を記録（勝ち越し打と終盤のダメ押し打）、打の殊勲者に 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]山田翔大、輿石樹利−金井大樹 [日]片岡優大−片野大樹 ▽本塁打＝大杉翔也（甲） ▽二塁打＝上栗翔太、豊田理樹（日） 甲府商 ０ ２ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ ４ ０ ◎日本航空 ０ ０ ０ ０ ０ １ １ １ × ＝ ３ ５ ０ 日本航空・片岡優大がしり上がりに調子を上げ、５回以降は走者を許さずに終盤の逆転劇につなげた。相手投手陣が２ケタの四球を与えて苦しんだのを尻目に無四死球と制球で隙を見せず、実力校の打線から14の三振を奪う快投。甲府商は大杉翔也の２ランで幸先良く先制も逃げ切れなかった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]栗本優誠、森嶋慶喜−天野翔太 [山]吉松塁、宮内大河−五十嵐寛人 ▽本塁打＝滝沢虎太朗（山） ▽三塁打＝知見寺代司（山） ▽二塁打＝五十嵐寛人、滝沢虎太朗（山） ○富士学苑 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ １ １ ◎山梨学院 ３ １ ７ ０ × 　 　 　 　 ＝ 11 10 ０   山梨学院の破壊的打線がシード校の富士学苑相手にも炸裂し３試合連続の５回コールドで４強に名乗り。前試合で10打点を挙げた五十嵐寛人はこの日も初回２死満塁から走者一掃の先制二塁打を放つなど活躍。富士学苑は完敗で上野貴士監督の最後の夏を終えた 　　［　準決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [東]菊地大輝−新納明憲 [帝]水上由伸、加山和輝、水上由伸−鶴岡塁 ◎東海大甲府 ０ １ ２ ０ ０ ０ ０ １ ０ ＝ ４ 12 １ 帝京三 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ０ ３ ０ 東海大甲府・菊地大輝が緩急をつけた投球で帝京三打線に大きく立ちはだかった。一人の投手による完封勝利は今大会初で11の三振を奪取。打線は内野手の間を鋭く破る打撃に徹する今チームを象徴するバッティングだった。帝京三は大黒柱の水上由伸が３回、打球直撃で緊急降板するピンチ。１年生左腕・加山和輝の好投で終盤まで希望をつないだが打線が不発だった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [日]片岡優大、西角優杏−片野大樹 [山]宮内大河、栗尾勇摩−五十嵐寛人 ▽三塁打＝宮下塁（山） ▽二塁打＝片岡優大、上栗翔太（日）知見寺代司、五十嵐寛人、広瀬巧真（山） ◎日本航空 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ７ １ ◎山梨学院 ０ ０ ３ １ １ ２ × 　 　 ＝ ７ 10 ０ 今大会絶好調の山梨学院打線だが２回までは無得点。３回裏、２死１・３塁からの飛球を右翼手が見失う形で２点を先制する幸運に恵まれた後は勢いに乗り、鉄壁を誇る日本航空の投手陣を圧倒した。６回にはスクイズを絡めてコールド圏内へ。エース・栗尾勇摩への継投で目算通り投手に余力を残して決勝進出を決めた。日本航空は守備が乱れてゲームプランが崩壊、立ち直せなかった 　　［　　決勝　　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [東]菊地大輝、松葉行人、小野寺瑞生、渡部雄大−新納明憲、亀田啓太 [山]吉松塁、栗尾勇摩−五十嵐寛人 ▽本塁打＝滝沢虎太朗（山） ▽二塁打＝萩原杏磨２（東）土田佳武、広瀬巧真（山） ◎東海大甲府 ０ ０ ０ ４ ０ １ ０ ０ ０ ＝ ５ ９ ３ ◎山梨学院 ０ ２ ０ ４ ０ ５ １ ０ × ＝ 12 16 １ 昨日県内34連勝の新記録を作った東海大甲府は菊地・松葉のWエース体制を築いた2014年秋以来、県内他校をすべて３失点以内に封じていた。それだけにこの日も炸裂した山梨学院の強打は衝撃的。菊地大輝をわずか２回でKOすると、松葉行人をも猛襲。逆転された４回裏に土田佳武の満塁走者を一掃する二塁打ですかさず逆転し、６回には主砲・滝沢虎太朗の本塁打等で引導を渡した。山梨学院は５試合で77得点（山梨大会新記録）、チーム打率.490を引っ提げて甲子園に乗り込む（山梨学院は５年ぶり８度目の優勝）

県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 　 第98回全国高校野球選手権大会 2016（平成28）年8月7日〜21日：参加49校

［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [長]本田一政−小出凌太郎 [山]吉松塁、栗尾勇摩−五十嵐寛人 ▽二塁打＝宮下塁、土田佳武（山）森海稀（長） 長崎商 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ２ ＝ ３ ５ １ 山梨学院 ２ ０ １ ０ ０ ０ ２ ０ × ＝ ５ 11 １ 初回、１番・土田佳武、２番・宮下塁がいずれも初球を叩いて２球で先制。続く知見寺代司も２球目を中前に。山梨学院の積極的な打撃が光って優位に試合を運ぶことに成功した。先発に指名された背番号11・吉松塁は起用に応えて５回2/3を３安打無失点の好投。対照的にリリーフに回ったエース・栗尾勇摩は制球を乱して３失点と次戦に課題を残した 　 　　［　２回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [山]吉松塁、栗尾勇摩−五十嵐寛人 [い]赤木聡介、山内智貴−渡辺雄太 ▽二塁打＝滝沢虎太朗２、土田佳武（山）奥村拓希、藤井亮磨、山内智貴（い） 山梨学院 ０ ０ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ ８ １ いなべ総合 ０ １ ０ ０ １ ０ ０ ５ × ＝ ７ ８ ２ ほぼ互角の試合展開。先発として十分な仕事をした吉松塁の後を受けた栗尾勇摩は６、７回と三者凡退に抑え、山梨学院の展開になりつつあったが８回に崩れた。強打者・藤井亮磨に決勝打を許した後も粘れずに２本の適時打を浴びて５失点、新チームへの教訓を得た。打線は相手の内角を強気に突く配球に苦しみ、若い投手陣を援護できなかった

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