Heaven's Drive ＞ 山梨高校野球データベース ＞ ’15 選手権山梨大会　【 結果 】

■　’15選手権山梨大会 【 展望 】 ■　’15 選手権山梨大会 【 選手名鑑 】 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 宮川一駿一塁手 （東海大甲府） 第97回全国高校野球選手権山梨大会 【 結果 】 2015（平成27）年7月11日〜26日：参加37校 石原赳人投手 （甲府城西） ◎…Ａシード　　○…Ｂシード

［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]岩崎陸隼、山下徹−福田誠、岩崎陸隼 [北]満留宗昇、清水啓多−赤沼明広 ▽本塁打＝赤沼明広（北） ▽二塁打＝中嶋瑛司（北） 甲陵 ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ １ ３ ４ 北杜 ０ ０ ３ ０ ５ １ × 　 　 ＝ ９ 11 １ 押し出しで先制を許した北杜だが、甲陵・岩崎陸隼のスタミナ切れにも乗じて徐々に攻略。５回には赤沼明広の大会第１号満塁本塁打などで加点、７回コールドで快勝 　 Ｒ Ｈ Ｅ [農]中村勇磨、新里海−深沢太河 [上]松田和也、長田和也−小田切蓮 ▽二塁打＝松田和也、小田切蓮２（上）深沢太河（農） 農林 ０ ２ ０ ０ １ ０ ０ ３ ０ ＝ ６ ９ ２ 上野原 ０ ３ １ ２ ０ ０ ０ ２ × ＝ ８ 11 ０ 両校で20安打が飛び交う打撃戦。上野原は４点リードを８回に追いつかれたが、直後に小田切蓮の適時二塁打等で勝ち越し。７年ぶりの夏１勝を挙げた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [谷]舩木海星−渡辺智貴 [巨]松田大誠−藤田耕平 ▽三塁打＝大石陸（巨）渡辺鈴、渡辺智貴（谷） ▽二塁打＝渡辺智貴２、舩木海星（谷）小野純、渡辺広河（巨） 谷村工・桂 ２ ２ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ＝ ５ ８ ２ 巨摩 １ １ ０ ０ ２ ２ １ ０ × ＝ ７ ７ ０ リードを奪われる展開にも巨摩は焦らず、小刻みに反撃。５犠打をすべて得点につなげる勝負強さを見せた。主戦・松田大誠も後半は立ち直り、６回以降は安打を許さなかった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [塩]楠正也−鈴木泰成 [笛]小林永人−滝沢利礼 ▽本塁打＝種田壮弥（塩） ▽二塁打＝田中寛大、藤原耀也（笛）鈴木泰成、小野一希（塩） 塩山 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ４ ＝ ４ ８ １ 笛吹 ２ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ３ ９ ２ 塩山打線は笛吹・小林永人に12三振を奪われながら、３点を追う最終回に打線がつながった。種田壮弥の２ランで１点差に追い上げ、さらに２死からの集中打で見事な逆転勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ [白]木曽川昌也、伊東孝太、内藤慶也、中嶋誠、大滝勝斗−河西航佑 [吉]渡辺健太−鈴木太郎 ▽三塁打＝渡辺知希（吉） ▽二塁打＝広瀬祥、鈴木太郎（吉） 白根 １ ０ ０ １ ０ １ ０ 　 　 ＝ ３ ４ ３ 吉田 ２ １ １ １ １ ３ 1x 　 　 ＝ 10 13 ２ 吉田は白根の繰り出す変幻投手陣を苦にせず打線が爆発。毎回得点でコールド勝利。エース・渡辺健太は本来の力で押す投球で白根打線から９三振を奪った 　　［　２回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [日]大薗滉也、内田翼−岡下寛之 [東]菊地大輝−飯塚隆哉 ▽本塁打＝飯塚隆哉（東） ▽二塁打＝角山颯、松岡隼祐（東）大神田丈（日） 日大明誠 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ２ １ ◎東海大甲府 ２ ０ ０ ０ ３ ０ 2x 　 　 ＝ ７ 15 ０ 東海大甲府が初回から猛攻を仕掛け、計15安打を浴びせて快勝。菊地大輝は緊張からか４四球と制球を乱したが、被安打は大神田丈による２本に封じた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]小沢颯太−保坂輝 [山]宮野大夢、吉松塁−加々美啓太 ▽本塁打＝佐藤誉起（山） ▽三塁打＝滝沢虎太朗、金子春輝（山） ▽二塁打＝加々美啓太、知見寺代司、宮下塁、五十嵐寛人（山） 甲府昭和 １ ２ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 ＝ ３ ３ １ 山梨学院大付 ５ ０ ０ ０ ６ 2x 　 　 　 ＝ 13 15 ２   あっさり先制を許した山梨学院大付の苦境を、春季にレギュラーを剥奪された３年生たちが救った。結局15安打で13得点を奪い、コールドで甲府昭和を難なく退けた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [山]中沢玲、深沢拓海−橋爪幸 [北]満留宗昇、清水啓多−赤沼明広 ▽二塁打＝吉田大虎、安達勇亮（北）窪田真也、長田竜河（山） 山梨 ０ ０ １ ０ ２ ０ ０ 　 　 ＝ ３ 10 ２ 北杜 ３ ０ ４ ２ ０ １ × 　 　 ＝ 10 12 １ 初戦は体調不良で欠場した北杜の４番・吉田大虎が３安打３打点と活躍。山梨打線は10安打と健闘したが、５回２点を返してさらに満塁のチャンスは、力でねじ伏せられ及ばず 　 Ｒ Ｈ Ｅ [興]佐藤圭哉、馬場大樹―野武冬馬 [都]佐藤佑成−内藤大輔 ▽三塁打＝安富大貴（都） ▽二塁打＝安富大貴、桑原永佳、可知祐希（都）佐藤圭哉（興） 都留興譲館 ０ ０ ０ ０ ０ １ 　 　 　 ＝ １ ５ ２ ○都留 １ ４ ０ ２ ２ 2x 　 　 　 ＝ 11 10 ０ 都留・佐藤佑成は酷暑の中、常にストライク先行の投球で153cmの体を躍動。球威では優りながら四球、暴投の連鎖で失点を重ねる相手投手とは対照的な投球を披露した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [増]遠藤達郎、秋山歩夢、中込航大−白坂龍之介 [日]片岡優大、西角優杏−小西雄大、栗栖良太 ▽本塁打＝森奨太（日） ▽三塁打＝浅野明良（日） ▽二塁打＝森奨太、浜田勇志、片岡優大（日） 増穂商 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ ４ ５ ◎日本航空 ５ ５ １ ０ × 　 　 　 　 ＝ 11 11 ０   日本航空は初回に４連打などで５点を先制するなど打線が機能して圧勝。春には無安打で完敗した増穂商は、相手エースから４安打を放つなど成長ぶりを見せた 　 Ｒ Ｈ Ｅ 峡南の出場辞退により上野原の不戦勝 上野原 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＝ 　 　 　 峡南 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＝ 　 　 　 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]栗本優誠−天野翔太 [巨]松田大誠−藤田耕平 ▽三塁打＝都築匠（富）松田大誠（巨） ▽二塁打＝栗本優誠、川合匠（富）渡辺広河（巨） 富士学苑 ０ ０ ２ ０ ０ ０ １ １ ０ ＝ ４ ９ １ 巨摩 ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ３ ８ ４ 選手層に優る富士学苑が劣勢の試合をひっくり返す。７回に川合匠の適時二塁打で同点に追いつくと、８回、代打の切り札・大森玲緒の左犠飛で勝ち越し、競り合いを制した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [身]阿部貴大、中込怜王、望月拓郎−秋山智隆 [甲]山本恭輔、石川大−望月大暉 ▽本塁打＝深沢晃（身） ▽三塁打＝水上拳希（甲） ▽二塁打＝功刀大空２、中込基紀（甲） 身延 ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ＝ １ ８ ０ ○甲府商 ０ ０ ０ １ ０ １ １ １ × ＝ ４ ９ １   公式戦初登板の身延の１年生投手に序盤は戸惑ったシード校・甲府商だが、徐々に底力を発揮。必勝の投手リレーで、諦めない身延の反撃を断ち切った 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]清水寛太、野田一樹−岡部将也 [日]小沢巧平、又木鉄平、小沢巧平−後藤学 ▽二塁打＝岡伸翼、小沢光輝、佐野郁馬、佐野快斗（甲） ◎甲府工 ０ ２ １ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ＝ ６ 11 ４ 日川 ０ ０ ０ １ １ ０ ３ ０ ０ ＝ ５ ９ ５ 雨中で両者の気合も空回りしたか、守備の乱れが目立つ荒れたゲーム。最速140キロの小沢巧平の速球に力負けせず、甲府工が先発全員安打、６得点で逃げ切った 　 Ｒ Ｈ Ｅ [南]渡辺智哉−金愈珍 [東]中沢泰斗、重田泰我−平井太郎 ▽三塁打＝山中慎太郎（南） ▽二塁打＝佐藤大和、金愈珍（南）三森優大、中沢泰斗（東） 甲府南 ０ ０ ２ ０ １ ０ ３ １ 　 ＝ ７ ９ １ 甲府東 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 ＝ ０ ６ ２ 甲府南は好機に打線がつながり９安打７得点、３年ぶりの初戦突破。主戦・渡辺智哉は制球に苦しみながらも守備の支えもあり甲府東を無失点に封じた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [塩]楠正也、種田稜大−鈴木泰成 [韮]小林聖哉、小野航大、山本浩平−清水悠利 ▽三塁打＝鈴木泰成、楯野優仁（塩）山本浩平（韮） ▽二塁打＝鈴木泰成、楠正也、小野静之（塩）風間秀也（韮） 塩山 ３ ０ ０ ０ ６ ０ ０ ０ ０ ＝ ９ 13 ２ 韮崎工 ０ ０ ０ ０ ２ ０ １ ２ ０ ＝ ５ 10 １ 塩山は鈴木泰成が４安打３打点、楠正也は６回に満塁走者一掃の二塁打を放ち、バッテリーのバットの活躍が光った。韮崎工打線も粘ったが中盤までの失点が大きすぎた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [一]小林泰成、田中創、小林泰成−祝聖之 [西]阿達拓己、辻広貴、奥山皓太、深沢泰斗−一瀬貴弘 ▽本塁打＝祝聖之２、田中創（一） ▽三塁打＝奥山皓太（西） ▽二塁打＝長田哲男（一）一瀬貴弘、長沼拓斗２（西） ○甲府一 ５ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ＝ ６ ９ １ 甲府西 ０ ０ ０ ２ ２ ０ ６ １ × ＝ 11 14 ０   春季大会では14安打を放ちながら１得点、コールドで敗れた甲府西が、同じ轍を踏むまいと集中力を発揮。５点差を跳ね返してリベンジを達成、夏は７年ぶりの初戦突破 　 Ｒ Ｈ Ｅ [帝]茶谷健太、水上由伸、中尾祐稀−鶴岡塁 [韮]岩下耀、野島瑞輝、小林孝一、田中慧−田中慧、山本三志郎 ▽三塁打＝菅沼宰（帝） ▽二塁打＝鶴岡塁、茶谷健太２（帝）小林孝一（韮） ◎帝京三 １ １ ３ ３ ９ 　 　 　 　 ＝ 17 13 １ 韮崎 ０ ０ ０ ０ ２ 　 　 　 　 ＝ ２ ５ ０ 注目の帝京三・茶谷健太は３回を投げ被安打１、４奪三振とまずまずの立ち上がり。最速は141キロを記録した。韮崎投手陣は17四死球を与えてゲームをつくれず 　 Ｒ Ｈ Ｅ [市]大嶋直樹、畑野太誠−長田翔太 [富]福島大智、堀内竣太、渡辺源也−堀内聖由 ▽三塁打＝長田翔太、相沢正輝、保坂建（市） ▽二塁打＝相沢正輝（市） 市川 ０ ０ ４ １ ６ 　 　 　 　 ＝ 11 10 １ 富士河口湖 ０ ０ ０ １ ０ 　 　 　 　 ＝ １ ２ １ 今シーズン苦闘を続けてきた市川が覚醒。自信のあったパワーに加えて伝統の小技も冴えて実力校の河口湖を圧倒。奥脇正幸監督は「言うことなし。完璧な試合」 　 Ｒ Ｈ Ｅ [吉]渡辺健太−鈴木太郎 [駿]小林響、志村蓮、依田拓実−菊島大雅、鈴木俊秀 ▽本塁打＝内田龍太郎、望月空、小林元成（駿） ▽三塁打＝広瀬祥、宮下恭輔、渡辺拓己（吉） ▽二塁打＝渡辺拓己２、渡辺健太（吉）依田拓実（駿） 吉田 ０ ０ ０ ２ ０ ０ ２ ３ ３ ＝ 10 17 ２ 駿台甲府 ０ ０ ０ １ ０ １ １ ２ ０ ＝ ５ ８ ２   吉田は17安打10得点と打棒が爆発。渡辺拓己主将が満塁走者一掃の三塁打を含む４安打５打点と活躍した。駿台甲府はソロ３発を浴びせたが勝利には届かず 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]滝口郁、渡辺悠馬、須山祐次郎−桑原壱成 [甲]石原赳人、清水幹太−高橋廉 ▽二塁打＝宮下高輔（富）大塚誠弥（甲） 富士北稜 ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 ＝ ０ ３ ４ ○甲府城西 １ ４ ３ １ ０ 1x 　 　 　 ＝ 10 10 ２ 甲府城西はエースの石原赳人に加えて、２年生左腕・清水幹太も好投。３イニングをほぼ完全に抑えて、今後の連戦対応に自信を深めた。富士北稜は守乱に泣き大敗 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 　　［　３回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [東]菊地大輝−飯塚隆哉 [山]栗尾勇摩、吉松塁、栗尾勇摩−加々美啓太 ▽本塁打＝角山颯（東） ▽三塁打＝松岡隼祐（東） ▽二塁打＝五十嵐誉（東） ◎東海大甲府 ０ １ ０ ２ １ ０ ４ 　 　 ＝ ８ 10 ２ 山梨学院大付 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ３ ０   山梨学院期待の１年生・栗尾勇摩の自慢の速球を東海打線はたやすく攻略。対する菊地大輝は同じ球速帯でも無四球69球で軽々零封。上級生の貫録を見せつけた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤佑成−内藤大輔 [北]満留宗昇、清水啓多、満留宗昇−赤沼明広、吉田大虎、赤沼明広 ▽本塁打＝古屋将（都） ▽三塁打＝古屋将（都）安達勇亮（北） ▽二塁打＝内藤大輔、正木藤弥（都）吉田大虎（北） ○都留 ２ ０ ０ １ ４ １ １ ３ １ ＝ 13 16 ２ 北杜 ０ ０ ０ ０ ６ ０ ０ １ １ ＝ ８ 11 １   都留の快勝と思いきや５回の北杜の大反撃に一瞬冷や汗。都留の打棒はさらに鋭くなり、後半は毎回得点の猛攻で北杜を突き放した。４年ぶりの８強進出 　 Ｒ Ｈ Ｅ [日]片岡優大、佐藤諒−小西雄大 [上]松田和也、長田和也−小田切蓮 ▽三塁打＝中渕蓮、浅野明良（日） ▽二塁打＝飯田大貴（上） ◎日本航空 ４ ２ ０ ０ ０ ０ ２ 　 　 ＝ ８ 10 ２ 上野原 ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ １ ４ ２ 日本航空が初回から大量点を奪取し、早々に安全圏内に。エース・片岡優大は４回でお役御免（自責点０）。２番手・佐藤諒も３回を２安打無四球の好投で順当勝ち 　 Ｒ Ｈ Ｅ [富]栗本優誠−天野翔太 [甲]清水晟大、石川大、山本恭輔、清水晟大−望月大暉 ▽本塁打＝三井健輔、水上拳希２（甲） ▽三塁打＝功刀大空、清水晟大（甲）渡辺健太郎、中村晃平（富） ▽二塁打＝三井健輔（甲）栗本優誠、都築匠、川合匡（富） 富士学苑 ０ ０ ０ ２ ３ １ ０ ０ ２ ＝ ８ 10 １ ○甲府商 １ ３ ０ ０ １ ０ ０ ４ × ＝ ９ 14 ０   県内屈指のスラッガー・水上拳希が本領発揮。５回のあわや場外への一発に続き、８回にもバックスクリーンへ貴重な２ランを叩き込み、壮絶な打撃戦を制した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [南]渡辺智哉、玉川朋大−金愈珍 [工]三沢一輝−塚越朝也、岡部将也 ▽本塁打＝相川瑞希（工） ▽三塁打＝山中慎太郎（南）佐野快斗、小俣賢太（工） ▽二塁打＝佐野快斗（工） 甲府南 １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ １ ４ ０ ◎甲府工 ３ １ ０ ０ ０ ２ 2x 　 　 ＝ ８ 13 １   甲府工主砲の佐野快斗が３安打３打点、３方向にきれいへ打ち分ける巧打者ぶり。背番号16の三沢一輝が完投し、主力投手の温存にも成功した 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]辻広貴、阿達拓己、奥山皓太−一瀬貴弘 [塩]種田稜大、楠正也−鈴木泰成、久保田統也 ▽三塁打＝窪田裕介（甲） ▽二塁打＝辻広貴、阿達拓己、岡部宏哉、奥山皓太（甲） 甲府西 ３ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ＝ ４ ９ １ 塩山 ０ １ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ 10 ０ 両チーム塁上を賑わせながらも得点が奪えない焦れったい展開。１年生の先発から３年生エースのクローザーへ繋げる甲府西の継投策が成功、20年ぶりの夏８強 　 Ｒ Ｈ Ｅ [市]大嶋直樹、畑野太誠、大嶋直樹−長田翔太 [帝]茶谷健太、水上由伸、中尾祐稀、水上由伸−鶴岡塁 ▽本塁打＝山本航世（帝） ▽三塁打＝畑野太誠（市）茶谷健太（帝） ▽二塁打＝長田大輝（市）鶴岡塁２、坂本寛太（帝） 市川 ０ ２ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ４ ＝ ６ ９ ３ ◎帝京三 ０ ０ ０ ０ ３ ２ ３ ０ × ＝ ８ 14 １   帝京三は２点を追う５回、主将・山本航世が右翼に逆転２ラン叩き込み、以降一気呵成に攻め込んだ。最終回は「油断」で市川の反撃をゆるし「反省点」も 　 Ｒ Ｈ Ｅ [吉]古屋皓登、渡辺健太−鈴木太郎 [甲]石原赳人−高橋廉 ▽本塁打＝渡辺健太（吉） ▽二塁打＝坂本光希（吉） 吉田 ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ １ ＝ ２ ７ １ ○甲府城西 ０ ０ ４ ０ ０ ０ １ ０ × ＝ ５ ６ ０ 甲府城西・石原赳人が吉田打線から12三振を奪い完投勝利。故障明けで痛み止めを服用の状況ながら気迫で144球を投げ込んだ。攻撃では足を使い効率的に得点した 　　［　準々決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [都]佐藤佑成−内藤大輔 [東]松葉行人−飯塚隆哉 ▽本塁打＝宮川一駿（東） ▽三塁打＝松葉行人（東） ▽二塁打＝宮川一駿２、平尾貴彦（東） ○都留 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ ３ １ ◎東海大甲府 ２ ０ ４ １ 3x 　 　 　 　 ＝ 10 11 １   制球と緩急が生命線の都留・佐藤佑成は東海打線の迫力に気圧されて球が上ずる。優勝候補はそれを見逃さず完膚なきまでに打ち崩した。先発の松葉行人が無失点で封じてエース温存に成功し、下位打線も好調。３試合連続の零封＆コールド勝ちと候補筆頭にふさわしい戦いぶりでベスト４に名乗りを上げた 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]石川大、清水晟大−望月大暉 [日]片岡優大、佐藤諒−小西雄大 ▽本塁打＝森奨太（日） ▽三塁打＝中渕蓮（日） ▽二塁打＝杉村真之介、小西雄大、浅野明良（日）功刀大空、水上拳希（甲） ○甲府商 ２ ０ ０ ０ ５ ２ ０ ０ ０ ◎日本航空 １ ０ １ ３ ０ ３ １ ０ ０ ０ ＝ ９ 18 ３ 2x ＝ 11 15 ２ 二転三転のシーソーゲーム。森奨太の劇的な一振りで３時間２分の熱闘に決着をつけた。エース・片岡優大がノックアウトされる想定外の展開ながら、佐藤諒が４回無失点と好リリーフを見せて再逆転を呼び込んだ。甲府商は安打数で勝りながら終盤は攻守にミスが相次ぎ自滅してしまった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [工]清水寛太、野田一樹−岡部将也 [西]奥山皓太−斎藤凜之介 ▽二塁打＝岡部宏哉（西）清水寛太２、相川瑞希（工） ◎甲府工 １ ０ ０ ０ ０ １ ０ ２ ０ ＝ ４ 11 １ 甲府西 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ＝ １ ５ ３ 甲府工２年生の背番号５・清水寛太が、先発で６回３安打無失点、さらに初めて座った４番の座でも先制適時打など３安打２打点の活躍で３年ぶりの４強進出の立役者となった。甲府西もエース・奥山皓太が９回を粘り強く投げ切ったが、打線が不発で1980年以来のベスト４には届かず 　 Ｒ Ｈ Ｅ [帝]茶谷健太−鶴岡塁 [甲]石原赳人−高橋廉 ▽三塁打＝長田有司（甲） ▽二塁打＝石川慎（帝）大塚誠弥（甲） ◎帝京三 １ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ＝ ２ ６ １ ○甲府城西 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ４ × ＝ ４ ６ １ 甲府城西の大黒柱・石原赳人が、帝京三のプロ注・茶谷健太に堂々と投げ勝ち、創部以来初の選手権４強入りを達成。城西打線は７回まで茶谷の前に２安打に封じられていたが、８回に４安打を集中、スクイズや好走塁も駆使して一気に逆転した。帝京三は好調の打線が石原赳人の丁寧な投球の前に沈黙し苦杯 　　［　準決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [日]佐藤諒、西角優杏、片岡優大−小西雄大 [東]菊地大輝−飯塚隆哉 ▽三塁打＝五十嵐誉、飯塚隆哉（東） ▽二塁打＝浅野明良（日）宮川一駿、菊地大輝（東） ◎日本航空 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ ２ ２ ◎東海大甲府 ０ ３ ４ ４ × 　 　 　 　 ＝ 11 10 ２ 満を持して先発した東海・菊地大輝が最速145kmの直球で日本航空打線をねじ伏せた。打線も左腕の佐藤諒先発という奇襲に動ぜず10安打11得点と爆発。当たりの出ていなかった平井練、五十嵐誉の主力打者にも安打が生まれ、万全の試合運びで宿敵に圧勝。日本航空はエース・片岡優大でも東海打線の勢いを止められずなす術がなかった 　 Ｒ Ｈ Ｅ [工]清水寛太、野田一樹−岡部将也 [城]石原赳人−高橋廉 ▽本塁打＝坂上大和（城） ▽二塁打＝大塚誠弥２、長沢大悟、薬袋龍馬（城）清水寛太、相川瑞希、佐野快斗、岡伸翼、佐野郁馬（工） ◎甲府工 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ２ ２ ＝ ５ ９ ０ ○甲府城西 ３ ０ ２ ０ ０ ０ ２ ０ × ＝ ７ 10 １ 甲府城西が初回に鮮やかな２ランスクイズで先制、持ち前の機動力で流れを引き寄せた。３回には４番に抜擢した坂上大和が２ランを放つなど、宿沢元樹監督の采配も冴えて伝統校を突き放した。甲府工も終盤に底力を発揮して２点差まで追い上げたが、最後は甲府城西・石原赳人の気力の投球の前に決勝進出を阻まれた 　　［　　決勝　　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [甲]石原赳人−高橋廉 [東]菊地大輝−飯塚隆哉 ▽本塁打＝平井練（東）大塚誠弥（甲） ▽三塁打＝宮川一駿（東）保坂拓実（甲） ▽二塁打＝角山颯（東） ○甲府城西 ０ ０ ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ＝ ３ ９ ０ ◎東海大甲府 ０ ０ ０ ４ ０ ０ ０ ０ × ＝ ４ ４ ０   昨日133球を投じ疲労困憊のはずの甲府城西・石原赳人が気迫の投球で王者にフルスイングを許さない。準決勝まで.450をマークした豪打線を４安打に封じて大いに苦しめた。それでも東海は４回、わずかに球が上ずったところを見逃さず３本の長打を集めて４得点し、最小得点差を守りきった。甲府城西は９回２死から保坂拓実主将が三塁打を放って同点機を築いたが、菊地大輝の渾身のストレートに長田有司のバットは空を切り、勝敗は決した（東海大甲府は２年連続13度目の優勝）

県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 　 第97回全国高校野球選手権大会 2015（平成27）年8月6日〜20日：参加49校

［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [東]菊地大輝、松葉行人−飯塚隆哉 [静]村木史哉、村松遼太朗−堀内謙伍 ▽二塁打＝平井練、松岡隼祐（東）堀内謙伍、大石智貴２（静） 東海大甲府 １ ０ ４ ２ ０ ０ ０ １ ０ ＝ ８ 13 ２ 静岡 １ １ ２ ０ ０ １ ２ ０ ０ ＝ ７ 11 ２ 優勝候補の一角と前評判の高かった静岡とのハイレベルな打撃戦は見ごたえ十分だった。140キロ台の直球と落差のあるフォークを決め球とする村木文哉を東海打線は序盤からアジャスト。平井練が２安打３打点、五十嵐誉が３安打２打点と、県大会で本調子ではなかった２人が、強敵打破の大きな原動力となった。松葉行人の好リリーフも光った(２回1/3を被安打０） 　　［　２回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [下]森元奏、村長雄祐、高嶋海斗、松本知紘−坂口来斗 [東]菊地大輝、松葉行人−飯塚隆哉、亀田啓太 ▽本塁打＝飯塚隆哉（東） ▽二塁打＝冨岡泰宏（下）角山颯（東） 下関商 ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ＝ １ ５ １ 東海大甲府 ０ ２ ０ ０ １ ３ ３ ０ × ＝ ９ 14 １ 下関商の左腕・森元奏の緩い球にもタイミングを狂わせず、東海打線はセンター方向への強い打球を連発、２回には飯塚隆哉の先制２ラン、角山颯の２打席連続適時二塁打など要所では長打も放って下関商を寄せ付けなかった。菊地大輝は最速146キロの速球で相手打線を詰まらせ、失策絡みの１失点に抑え、最終回には１年生捕手の亀田啓太を出場させる余裕も見せた 　 　　［　３回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ [早]松本皓、上條哲聖−加藤雅樹 [東]菊地大輝、松葉行人−飯塚隆哉 ▽本塁打＝清宮幸太郎、加藤雅樹（早） ▽三塁打＝福武修（東） ▽二塁打＝清宮幸太郎２（早） 早稲田実 １ ０ ３ １ ０ ３ ０ ０ ０ ＝ ８ 16 ２ 東海大甲府 １ ０ ０ ０ ２ １ ０ ０ ０ ＝ ４ 10 １ 　 早実の１年生・清宮幸太郎のスターダムへのお膳立てを東海大甲府は演出してしまった。３回に菊地大輝が彼の甲子園初アーチを献上すると、６回２死満塁のピンチには松葉行人が走者一掃の二塁打を打たれ、痛すぎる追加点を与えた。東海打線は流れに抗えず松本皓を攻略し切れない。２番手・上條哲聖の緩急をつけた投球の前には沈黙し、実力を発揮できなかった。

県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝

■　’15選手権山梨大会 【 展望 】 ■　’15 選手権山梨大会 【 選手名鑑 】 ■　トップページ ■　山梨高校野球データベース ■　お問い合わせ

Heaven's Drive ＞ 山梨高校野球データベース ＞ ’15 選手権山梨大会　【 結果 】