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■　’08 選手権山梨大会 【 展望 】 ■　’08 選手権山梨大会 【 選手名鑑 】 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 北野駿人投手 (日本航空) 第90回全国高校野球選手権山梨大会 【 結果 】 2008（平成20）年7月5日〜21日：参加39校 村松晋伍投手 (帝京三) ◎…Ａシード　　○…Ｂシード

［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［日］梅屋瑠希−丹羽弘毅 ［富］荒井岳、太田優哉−仲沢亮 ▽二塁打＝長田広大２、小俣孝平（日）加々見隆太郎、浅川裕基（富） 日大明誠 1 １ ５ ０ ０ ２ ０ ０ １ ＝ 10 11 １ 富士北稜 １ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ３ ８ ３ 明誠が３回打者11人の攻撃で５点を挙げるなど序盤の大量リードで郡内勢同士の開幕戦に快勝。富士北稜は粘るも夏の初勝利ならず 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［昭］新井正彦−深田亮佑 ［西］渡辺一樹、小池直輝、守屋裕樹−守屋裕樹、戸栗君行 ▽本塁打＝渡辺一樹（西） ▽二塁打＝清水貴史（昭）渡辺一樹（西） 甲府昭和 ０ ０ ０ １ ０ ２ ０ ０ ０ ＝ ３ ４ ３ 甲府西 ４ ０ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ ＝ ６ ７ ２ 甲府西の渡辺一樹が初回の適時２塁打、６回の左越え２ランと３打点で勝利に貢献。甲府昭和は四球と失策が絡んだ初回の４失点で勢いに乗れず 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［身］望月雅史、清原友紀、久保田竜平、望月雅文−佐野広弥 ［甲］米田易弘、川島荘矢−深沢元気 ▽三塁打＝市村功至（甲） ▽二塁打＝望月雅文２、佐野広弥２、伊藤康平（身）宮下大輝、清水彰仁（甲） 身延 1 ４ １ １ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ７ 10 １ 甲府商 ５ １ １ １ ０ １ １ ０ × ＝ 10 13 １ 　 甲府商のエース米田易弘の不調で乱打戦に。４回無死からリリーフの２年生・川島荘矢が身延打線を３安打に抑え、連覇に向けて何とか１勝目 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［甲］一ノ瀬伸−玉川大武 ［石］加賀美勝、三井智広、龍沢圭杜−矢崎裕晃 ▽三塁打＝樋泉健太（甲） ▽二塁打＝小河原謙哉（甲）加賀美勝、河野佑介（石） 甲府南 ０ ０ ０ ０ ０ ３ ０ ０ ０ ＝ ３ ９ １ 石和 ０ ０ ３ ０ ０ ０ ０ ０ 1x ＝ ４ 11 ４ 両チーム互角の凌ぎあい。最後は１死２、３塁から甲府南右翼手の無念の落球であっけない幕切れ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［甲］大窪雅人−小沢哲 ［帝］村松晋伍−波多野佑 ▽三塁打＝三浦和秀、柿本亮太（帝） ▽二塁打＝水嶋洋紀、波多野佑（帝） 甲府東 ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ０ ２ ２ 帝京三 ３ ４ １ ３ × ＝ 11 13 ０ 地力で上回る帝京三の圧勝。甲府東は最終回１死２、３塁まで好機を作るが後続が倒れ零敗を喫す 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［山］水上和洋−広瀬拓哉 ［韮］橋本健人、鈴木翔太−戸沢聖也 ▽三塁打＝水上和洋（山） ▽二塁打＝広瀬拓哉２、保坂駿太、根津瑞希、広瀬悠太（山）鈴木翔太（韮） 山梨 ０ ０ １ ２ １ ２ １ ２ ＝ ９ 12 １ 韮崎工 ０ ０ ０ １ ０ １ ０ ０ ＝ ２ ２ ０ 　 山梨打線が６長打を含む12安打と爆発し、３回以降毎回得点で韮崎工を圧倒。2001年秋以来久々の公式戦１勝を飾る 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］瀬戸山大樹−外川良 ［韮］藤嶋潤一−丸茂大樹 ▽三塁打＝中野貴翔（富） ▽二塁打＝外川良、瀬戸山大樹（富）根岸大貴２（韮） 富士河口湖 １ ３ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ＝ ５ 11 ０ 韮崎 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ＝ ２ ９ １ 公式戦初先発の富士河口湖・瀬戸山大樹が毎回の12奪三振の好投で韮崎打線を封じ、序盤のリードを逃げきる 　　［　２回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［東］渡辺圭−長沢健弘 ［桂］森嶋史哉−知見勇 ▽二塁打＝藤林潤３、高橋裕也、長沢健弘２、保坂一希（東）森嶋史哉、権守拓巳（桂） ◎東海大甲府 ０ ０ １ ２ ５ ４ 　 　 　 ＝ 12 13 ２ 桂 ０ ０ ０ ０ １ ０ 　 　 　 ＝ １ ３ ２ ７本の２塁打を放った東海がパワーで桂を圧倒、主戦・渡辺圭も無四死球、12奪三振と好発進。桂は５回、連続２塁打で一矢 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［山］大野晴司、村松良哉−日下貴明 ［上］古屋吉崇、竹中裕紀、小林拓未−小林裕太 ▽三塁打＝竹中裕紀（上） ▽二塁打＝佐藤晃司、小林裕太、加藤祥平（上） 山梨園芸 １ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ １ １ ２ 上野原 ２ ０ １ ９ × 　 　 　 　 ＝ 12 11 ０ 上野原が長短11安打に８盗塁を重ねて山梨園芸を攻めつけ快勝。山梨園芸は幸先よく先制したが２回以降は無安打 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［日］梅屋瑠希−伊藤憲一 ［峡］木下修治−長田拓磨 ▽本塁打＝木下修治（峡） ▽二塁打＝小俣孝平（日）高橋達也、小林直貴、木下修治（峡） 日大明誠 ０ １ ０ １ １ ０ １ ０ １ ＝ ５ ７ １ 峡南 １ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ＝ ２ 11 ３ 日大明誠がスクイズや相手失策も利して効果的に得点し勝利、峡南は木下修治の先頭打者本塁打で先制したものの打線がつながらず 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［農］相原悠里、飯室智也、芦沢恭介、小野広希−近藤航、今井拓也 ［日］北野駿人−伊藤優太 ▽二塁打＝安倍憲嗣、古屋竜人、伊藤優太（日） 農林 ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 ＝ ０ １ ５ ○日本航空 １ １ ０ ６ ０ 2x 　 　 　 ＝ 10 10 ０ 日本航空が投打に優勝候補の力を見せ農林を圧倒。北野駿人は６球団のスカウトが見守る中、最速140キロの速球を軸に１安打８奪三振 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］松永和也−小池翔 ［都］杉本貴昭、奈良多可矢−槙田哲也 ▽本塁打＝槙田哲也（都） ▽三塁打＝奥脇健矢（富） ▽二塁打＝松永和也（富）鈴木達則（都） ◎富士学苑 １ １ １ １ ０ ０ ０ ２ ０ ＝ ６ 13 ２ 都留 ０ １ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ ８ １ 　 富士学が攻めては７犠打、守りでは３併殺を完成させる粘り強い攻守で都留を振り切る。都留は一昨年秋の県決勝で敗れたリベンジならず 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［吉］宮下知也、高村翔太−石川和季 ［甲］渡辺一樹、小池直輝、守屋裕樹−守屋裕樹、戸栗君行 ▽二塁打＝渡辺涼（吉） 吉田 ０ ４ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ５ ８ ０ 甲府西 ０ ０ ０ ３ ０ １ ０ ０ 2x ＝ ６ 12 ３ 甲府西が０−５から粘りを見せ、４−５で迎えた最終回二死無走者からの４連打で歓喜の逆転サヨナラ、小池直輝、守屋裕樹の好救援も光った 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［陵］野呂恵太、広瀬卓哉、野呂恵太−中田茂行 ［商］後藤和博、清水彰仁−深沢元気 ▽二塁打＝宮下大輝、市村功至、保坂将大、江間準平（甲） 甲陵 ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 ＝ ０ ４ ３ 甲府商 １ １ ４ ２ １ 1x 　 　 　 ＝ 10 12 ０ 甲府商は８四死球に８盗塁を絡めて毎回得点、投げても控え投手陣の継投で余力を持って３回戦進出 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［市］永谷侑一−矢崎孝太 ［甲］山崎裕二−内藤貴紀 ▽本塁打＝戸栗啓（市） ▽三塁打＝児玉卓也（甲） ▽二塁打＝川口剛司（市）小沢達己、野沢貴志（甲） 市川 ２ ０ １ ０ ０ １ ０ ０ １ ＝ ５ ８ ２ ○甲府城西 ０ ０ ６ ０ ０ １ ０ ０ × ＝ ７ ８ ２ 　 城西は３点を追う３回、満塁から児玉卓也の走者一掃三塁打で同点、さらに３連続タイムリーで一挙６得点、驚異の集中打で名門・市川を撃破 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［北］山部晋矢−小松大記 ［山］山田祐也、新留拓馬−三井翔 ▽二塁打＝小松大記（北） 北杜 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ 　 　 　 ◎山梨学院大付 ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ 　 　 　 ０ ２ ＝ ３ ９ ３ ０ ０ ＝ １ ４ １ 北杜が第２シードの山梨学院を撃破。主戦・山部晋矢がコーナーを丁寧に突く投球で学院打線をわずか４安打に抑え、殊勲を引き寄せた 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［石］龍沢圭杜、加賀美勝、三井智広−矢崎裕晃 ［甲］依田剛、松岡薫−赤池侑馬 ▽二塁打＝矢崎裕晃（石）赤池侑馬、青柳大輝（甲） 石和 ２ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ＝ ４ ７ ２ 甲府一 ０ ０ ０ １ １ ０ ０ ０ ０ ＝ ２ ８ １ 石和は同点の８回、２死からの３連打で勝ち越しに成功、初戦に続き３人の継投で甲府一の反撃を振り切る 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［帝］村松晋伍−波多野佑 ［駿］望月歩、伊藤準之助、依田広真−小坂玲生 ▽三塁打＝柿本亮太（帝）細田健太、依田広真（駿） ▽二塁打＝柴村龍耶（帝）田窪昌平、伊藤準之助、上野健太朗（駿） 帝京三 ４ ３ ０ ３ ０ ０ ０ 　 　 ＝ 10 12 １ 駿台甲府 ０ １ １ １ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ３ 10 ３ 帝京三が駿台投手陣の制球難につけ込み序盤に大量得点、コールドで決着。駿台は打線は互角も投手陣の不出来に泣く 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［大］森久保誠、天野恭介−遠山翔平 ［谷］高部雅人、萩谷直人−宮下翼 ▽本塁打＝天野恭介、遠山翔平（大） ▽三塁打＝天野恭介（大） ▽二塁打＝天野恭介（大）藤江健太、遠山雄大、川上大輔（谷） ○大月短大付 ３ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ＝ ４ ９ ０ 谷村工 １ ３ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 1x ＝ ５ 13 １ 　 シード校の月短が初回に２本塁打で華々しく先制も挑戦者・谷工が粘り強く食らいつき、最後はサヨナラでうっちゃる ★大月短大付・天野恭介選手がサイクルヒットを達成（日川・芹沢明男選手以来５９年ぶり２度目の記録） 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［白］安達岳、佐野桂−志村拓哉 ［甲］丹沢賢、小俣駿−佐藤太周 ▽三塁打＝村上奨太（甲） ▽二塁打＝松山直樹（甲） 白根 ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 ＝ ０ ２ ０ ◎甲府工 １ ５ ３ １ Ｘ 　 　 　 　 ＝ 10 12 ０ 甲府工が投打に優勝候補の実力を発揮し難しい初戦を好発進。８番打者の村上奨太が３安打４打点と活躍 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［巨］三井健、清水大智−堀口哲 ［山］水上和洋−広瀬拓哉 ▽本塁打＝広瀬拓哉（山） ▽三塁打＝西野卓也（巨） ▽二塁打＝堀口哲、手塚弘明、入倉大（巨） 巨摩 ０ ０ １ ２ １ １ ０ １ ２ ＝ ８ 10 ０ 山梨 ０ ０ ０ ０ ２ ２ ０ ０ ０ ＝ ４ ８ １ 　 巨摩が序盤から得点機を確実に生かして小刻みに得点、広瀬拓哉の本塁打などで勢いづく山梨の反撃をかわして初戦突破 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］瀬戸山大樹−外川良 ［塩］松沢勇士、高野裕生−雨宮悠人、半田和 ▽本塁打＝関本聡（塩） ▽三塁打＝望月郁弥（塩） ▽二塁打＝外川良、河西健次（富）関本聡（塩） 富士河口湖 ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ＝ ２ ８ ２ 塩山 １ １ ０ ２ ０ ０ ０ １ Ｘ ＝ ５ 11 １ 　 塩山が序盤から効果的に加点、流れが失われつつあった８回には関本聡のダメ押し弾が飛び出し富士河口湖に引導を渡した 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［増］磯野文一、秋山聖、飯田拓也、磯野文一−今福庸平 ［日］岩下真、古屋佳樹、小嶋琢、丸山博之、雨宮岬−龍沢聖哉 ▽本塁打＝松川広太（日） ▽三塁打＝河野玲王、田村賢、龍沢聖哉（日） ▽二塁打＝松川広太、小嶋琢２（日） 増穂商 ０ ０ ０ ０ ０ ３ ０ 　 　 ＝ ３ ２ ２ ○日川 １ １ ３ １ １ ４ Ｘ 　 　 ＝ 11 14 １ 　 日川が１本塁打を含む７長打に９盗塁と持ち前の機動力も遺憾なく発揮し増穂商を圧倒 県 大 会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 全国大会 トーナメント表 スコア　≫ １回戦 ２回戦 ３回戦 準々決勝 準決勝 決勝 　　［　３回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［東］渡辺圭、水本健太−長沢健弘 ［上］古屋吉崇、永冨友樹、降矢郷平−小林裕太 ▽三塁打＝長沢健弘（東） ▽二塁打＝藤林潤、長沢健弘（東） ◎東海大甲府 ０ ０ ０ ０ ３ ０ ７ 　 　 ＝ 10 16 １ 上野原 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 ＝ ０ ２ ２ 序盤は不発だった東海打線が７回に爆発、７連打など打者12人の猛攻で一気にコールド圏内へ。渡辺圭は６回を２安打11奪三振 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［航］北野駿人、森田大輝−伊藤優太 ［明］島村英太、梅屋瑠希−伊藤憲一 ▽二塁打＝下山雄輔、伊藤優太、安倍憲嗣、船井宏敏、千村宏樹（日） ○日本航空 ０ ０ １ １ ２ ０ ０ ０ ２ ＝ ６ 10 ０ 日大明誠 ０ ０ ４ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ４ ８ ２ 航空にとって北野駿人が４回に４連続四死球など突如乱れて失った４失点を追いかける苦しい展開に。９回の千村宏樹の左翼線二塁打でなんとか逆転 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］加藤雅也、渡辺雄介、倉本晃、松永和也−小池翔 ［甲］小池直輝、守屋裕樹−守屋裕樹、戸栗君行 ▽三塁打＝山口大貴、西村亮祐、奥脇健矢（富） ▽二塁打＝奥秋博斗２、平井慎也（富） ◎富士学苑 ０ ３ １ ３ １ ８ 　 　 　 ＝ 16 13 １ 甲府西 ０ ０ １ ０ ０ ０ 　 　 　 ＝ １ ５ ６ 富士学苑の打線が爆発、相手の６失策にも乗じて一方的な展開へ。下級生主体の投手リレーも決まりエース松永和也の温存に成功 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［城］山崎裕二、長沼元気−内藤貴紀 ［商］米田易弘、川島荘矢、清水彰仁、後藤和博−深沢元気 ▽本塁打＝中西大樹（城） ▽二塁打＝中西大樹（城）市川大輔（商） ○甲府城西 ２ ０ ２ ０ ０ ０ ２ ０ ３ ＝ ９ 11 ０ 甲府商 ０ ０ ０ １ ０ ４ ０ ０ ０ ＝ ５ 12 ３ 城西は一点を追う７回、二死無走者から好機を作り中西大樹、児玉卓也の連続適時打で逆転に成功、９回は中西大樹の本塁打などで突き放し昨夏の覇者を破る 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［石］龍沢圭杜、加賀美勝、三井智広、大木雄太−矢崎裕晃 ［北］笹本勇人、山部晋矢、宮坂祐貴−小松大記 ▽三塁打＝山本和樹（北） ▽二塁打＝平島慎也、高橋謙介（北） 石和 １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ １ ４ ０ 北杜 ０ ４ ０ ０ ０ ０ ３ ０ × ＝ ７ 12 １ 北杜は２回と７回の得点機を逃さず集中打で大量得点を加えて石和に快勝。５回以降は山部晋矢−宮坂祐貴の継投で石和打線を無安打に封じる 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［帝］村松晋伍、遠藤芳暁−波多野佑 ［谷］高部雅人、藤江健太、高部雅人、萩谷直人−宮下翼 ▽三塁打＝三浦和秀（帝） 帝京三 ３ ０ １ ０ ０ ０ ３ ０ ２ ＝ ９ 13 ２ 谷村工 １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ＝ ２ ６ ４ 帝京打線が３試合連続の２ケタ安打と好調。この試合も先制、中押し、ダメ押しと効果的に加点し谷村工に快勝 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［巨］三井健、清水大智−堀口哲 ［甲］丹沢賢、小俣駿−佐藤太周 ▽本塁打＝丹沢賢（甲） ▽二塁打＝高村剛司、佐野佑樹（巨）清水和馬（甲） 巨摩 ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ０ ２ ＝ ４ ４ １ ◎甲府工 ０ １ ３ ０ ０ ０ １ ０ Ｘ ＝ ５ 16 ４ 安打数は４対16と甲府工が圧倒も点差は１点。甲府工は13残塁の拙攻と４失策で巨摩に苦戦。しかし勝利は手放さずシード校の面目を保つ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［塩］高野裕生−半田和 ［日］岩下真−龍沢聖哉 ▽二塁打＝小笠原健人、望月郁弥（塩）龍沢聖哉（日） 塩山 １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ＝ ２ ８ １ ○日川 ２ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ Ｘ ＝ ３ ５ １ 勝手知ったるご近所対決は塩山・高野裕生−日川・岩下真の投手戦に。日川がお家芸の機動力野球で少ない好機を生かし準々決勝へ 　　［　準々決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［日］森田大輝、北野駿人−伊藤優太 ［東］渡辺圭−長沢健弘 ▽三塁打＝千村宏樹（日）羽田廉太朗（東） ▽二塁打＝千村宏樹（日）神原元、渡辺圭（東） ○日本航空 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 　◎東海大甲府 ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 　 １ ＝ ２ ３ ０ ０ ＝ １ ６ ０ 県を代表する左右の好投手が計23三振を奪いあう壮絶な投手戦に。航空打線はわずか３安打ながらすべてを得点に絡める勝負強さで渡辺圭を攻略 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］松永和也−小池翔 ［甲］山崎裕二、長沼元気、伊東将大−内藤貴紀、越水成治 ▽二塁打＝西村亮祐、奥脇健矢（富）中西大樹、小沢達己、児玉卓也（甲） ◎富士学苑 １ ０ １ ０ ０ ４ ０ ０ １ ＝ ７ 15 １ ○甲府城西 １ ０ ０ ０ ０ １ ０ ０ ０ ＝ ２ ７ ３ 好調の富士学打線がシード・城西投手陣も圧倒。６回の４連打、９回は連続長打など集中打でダメを押した。エース松永和也は打たせて取り105球で完投 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［帝］村松晋伍−波多野佑 ［北］山部晋矢、笹本勇人、宮坂祐貴−小松大記 ▽三塁打＝三浦和秀（帝）笹本勇人（北） 帝京三 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ＝ ２ ７ ２ 北杜 ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ １ ８ ４ 両チームともランナーを出しながら相手投手の粘投に封じられてきたが、北杜・山部晋矢の緊急降板の隙をついた帝京三がラッキーな逆転勝利 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［甲］二宮佑人、小俣駿、丹沢賢−佐藤太周 ［日］岩下真−龍沢聖哉 ▽三塁打＝松川広太（日） ▽二塁打＝小嶋琢（日） ◎甲府工 ０ ２ ０ ０ １ ０ ０ 　 　 ＝ ３ ４ ２ ○日川 ３ １ １ ０ ３ ０ 2x 　 　 ＝ 10 15 ０ 日川の徹底的な機動力野球が甲府工を撹乱。コールド勝ちという想定外の戦果を引き出した。岩下真は６死球を与えるも強気な投球を崩さず快投 　　［　準決勝　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［富］松永和也−小池翔 ［日］北野駿人−伊藤優太 ▽本塁打＝下山雄輔（日） ▽三塁打＝奥脇健矢（富） ▽二塁打＝奥脇健矢、平井慎也（富）下山雄輔、高味勇斗、藤井健太（日） ◎富士学苑 ０ １ ０ ０ ０ ０ ０ ２ ０ ＝ ３ ８ １ ○日本航空 ０ ０ １ ２ ０ ２ ０ ０ × ＝ ５ 13 １ 　 北野駿人が151球の熱投。143キロを計時した直球を軸に９三振を奪い粘る富士学打線をねじ伏せた。不振気味だった打線も下山雄輔のアーチをのろしに13安打を放ち、技巧派左腕の松永和也の攻略に成功。富士学は６回の無死２、３塁の反撃機を逸したのが痛かった 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［帝］村松晋伍−波多野佑 ［日］古屋佳樹、岩下真、雨宮岬−龍沢聖哉 ▽本塁打＝波多野佑、柿本亮太（帝） ▽二塁打＝柿本亮太２、村松晋伍、斉喜拓也（帝） 帝京三 ０ ３ ０ ０ １ １ ０ ４ 　 ＝ ９ 11 ３ ○日川 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 ＝ ０ ４ １ 帝京三打線が２本塁打を含む11安打と爆発。村松晋伍も低めに制球よく球を集め日川打線をわずか４安打に封じ込めノーシードから決勝進出を実現した。日川は１年生投手を先発に立てたが早々に崩れ苦しい展開。先頭打者が出塁できず得意の機動力を発揮できなかった 　　［　　決勝　　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［帝］村松晋伍−波多野佑 ［日］森田大輝、北野駿人−伊藤優太 ▽二塁打＝伊藤優太、安倍憲嗣(日) 帝京三 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ＝ ０ ４ １ ○日本航空 ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ × ＝ １ ７ ０ 疲れを感じさせない両校投手の好投に守備陣も堅守で応え、１点を争う緊迫した投手戦に。５回から好投の森田大輝の後を受けたエース・北野駿人が被安打１の圧巻の投球、７回に自ら適時打で挙げた虎の子の１点を守りきった。帝京三は序盤は優位に試合を展開。２回の１死２、３塁の先制機を併殺で逸したのが痛かった（日本航空は３年ぶり５度目の優勝)

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［　１回戦　］ 　 Ｒ Ｈ Ｅ ［日］北野駿人−伊藤優太 ［青］木下龍二−矢野君侍 ▽二塁打＝宮崎正明（日） 日本航空 ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ １ ０ ＝ １ ９ １ 青森山田 ０ ０ ０ ２ ０ ０ ０ ０ × ＝ ２ ３ １ 北野駿人は最速145キロの速球を軸に強打の青森山田打線をわずか３安打に抑えた。それだけに４回、四球をきっかけに自らの悪送球とスクイズで失った２点が悔やまれる。打線は相手の３倍の９安打を放ち、最終回は２死満塁まで攻め込んだが、青森山田の木下龍二の巧投に要所を締められ万事休した。

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